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シューコーサッシの価格について。国内最高性能の欧州サッシをお得に買うにはシューコーパートナー相川スリーエフで。

2025年11月11日

シューコーサッシの価格についてお問い合わせが増えています

ドイツ発の高性能サッシブランド「Schüco(シューコー)」には、日本のアルミサッシのような“定価表”がありません。これは「価格を隠したいから」でも「高級だから聞かれたら答える」でもなく、そもそものビジネスの仕組みと製造プロセスが日本と違うからです。
そして、この“価格が公開されていない”という点こそ、設計事務所様やディベロッパー様、建設会社様が「だったら扱いにくい」と感じるポイントでもあり、「だからこそ早い段階で相談してほしい」ポイントでもあります。
ここでは、なぜシューコーの価格表が存在しないのか、日本の大手サッシメーカーとの原価構造の違い、当社(株式会社相川スリーエフ)がどうやって見積りを出しているのか、そして2026年の自社工場移転でどう変わるのかを、設計・開発に携わる方向けに整理してお伝えします。検索で「シューコー サッシ 価格」「シューコー 見積り」「高性能サッシ 欧州型」と調べて辿り着いた方にも、そのまま社内で共有していただける内容にしてあります。
1. なぜシューコーには価格表がないのか
日本のサッシは「メーカーが開発 → メーカーが自社工場で製造 → 全国一律の価格体系」という流れが基本です。ですからカタログに定価が載っていますし、問屋・販売店・工務店へとマージンが段階的に積まれていきます。
一方、欧州、とくにシューコーは考え方が逆です。
• 開発・システム設計:シューコー本社が行う
• 実際の製作:認定されたパートナー企業が行う
という分業モデルになっています。シューコーは「世界基準の性能とディテールを持つサッシシステム」を提供し、各国・各地域のパートナーが、そのシステムに基づいて実際の窓・建具を製作します。
つまり、製品そのものが「システム+加工」で成り立っているため、日本のように「この品番はいくら」とは最初から決められないのです。開口サイズ、建物の性能要求、ガラス仕様、仕上げ、施工環境などによって手間も部材も変わるので、価格も都度変わるのが前提になります。
2. 日本の大手メーカーとの原価構造の違い
ここが多くの方に誤解されている点です。
日本の大手メーカーの場合、原価には次のような層が積み重なります。
1. 工場での実際の製造コスト
2. 各エリアの営業所や販売網のコスト
3. 本部管理費やブランドコスト
4. 流通・販社・代理店のマージン
5. そこに各社の利益
この「二重三重の積み上がり」があるからこそ、カタログ定価が存在し、それをどれくらい値引きするか、という文化になります。
一方で、当社のようなシューコーパートナー企業の原価構造はもっとシンプルです。
• シューコー指定のアルミ型材・金物部品の実費
• 専用マシーンや治具の減価償却費
• 工場の人件費(実際に製作する職人・オペレーターの手間)
• 最低限の管理コスト
• そこに適正利益を一回だけ載せる
これで終わりです。途中で何段もマージンが乗っていないぶん、「高級サッシなのに価格形成は素直」というのが欧州型の特徴です。
つまり“高い”のではなく、“中身で決まる”のです。
3. 型材は6mで入ってくる。だから「無駄をどう扱うか」が価格に効く
シューコーのアルミ型材は、基本的に決まった長さ(約6m)で入荷します。ここから必要な長さに切っていきますが、設計上いつも都合よく3等分できるわけではありません。
たとえば2.6mが2本必要、というだけで端材が出ます。日本の大手だと、こうした端材・ロス分もどこかで平均化して原価に吸収されるので、ユーザー側がそれを意識することはありません。
当社の場合、このロスの扱いをできるだけ柔らかくしています。端材を機械的に原価へ全部載せるのではなく、1mあたりの基準単価を決めたうえで「できる限り安く作る努力をする」方針です。
これは、当社が大企業ではないからこそできる現場密着型のやり方で、結果として「サイズがちょっと大きくなっただけでとんでもなく高くなる」といった不自然な価格跳ねを抑えやすくなります。
4. 専用マシーン導入で“時間をかけない”からこそ原価が読める
「手間をかけないと高級サッシは作れない」と考える方もいますが、シューコーの場合はむしろ逆で、正しいマシーンを導入してシステマチックに作ることで品質を一定にし、結果的に2倍の速度で製作できるようにしていきます。
当社もこの考え方で、シューコー専用の製作ラインを順次整えており、そこが価格の安定にも直結します。人が悩んでいる時間を減らせば、その分をお客様の価格に転嫁せずに済むからです。
5. 「概ねの価格感だけ知りたい」という声に応えるために
とはいえ、設計事務所様やディベロッパー様からすれば、
• だいたい坪単価・m²単価でどれくらい見ておけばいいのか
• 南面全面ハイサッシにした場合、従来の国産引違いとどれくらい差が出るのか
• そもそも予算会議に載せられるのか
といった“概算の物差し”が必要です。
そこで相川スリーエフでは、シューコーの主要な開口タイプ・想定サイズ・ガラス構成をパターン化した「簡易価格表」を社内で作成する準備を始めています。
これはあくまで“目安”であり、実物の案件では開口条件・取り合い・現場搬入・設計協力の度合いによって変動しますが、少なくとも「欧州サッシだからいくらか全く読めない」という状態は避けられるようにします。
2026年に予定している当社工場の移転・増強により、シューコーの「世界最高峰クラス」の性能を持つサッシを安定製造できる体制になりますので、そのタイミングでは公開できる情報量もさらに増やす予定です。
6. だから“ボリュームプラン段階”で呼んでほしい
価格表がないからこそ、実は早く呼んでいただいたほうが全体コストは下がります。
• 6m材の取り方をこちらで最適化できる
• サッシ割をシューコー向けに整理できる
• 開口寸法を数十ミリ単位で合わせてロスを減らせる
• 先に納まり図をこちらで描けば、設計側の手戻りも減る
こうした前倒しの設計協力をすればするほど、「シューコーだからものすごく高い」というイメージから離れていきます。逆に、すべての意匠・サッシ割が決まってから最後に「ここだけシューコーにしたい」と言われると、どうしてもロスが出て割高になります。
当社はパートナー製作工場ですので、設計協力・積算協力を前提に動きます。「このプランで南面を全部4mハイの開口にしたい」「この庇との取り合いで断熱を落としたくない」「このRCマンションの1階だけは欧州のような框にしたい」といった、ボリューム段階のご相談がいちばん得です。
7. 想定しているお問い合わせのしかた
SEOでこのページをご覧になっている設計事務所様・ディベロッパー様には、次のような情報をいただけると、初回から精度の高いお返事ができます。
1. 建物の種類(RC住宅・低層共同住宅・高級賃貸・商業複合など)
2. 採用したい開口の位置とおおまかなサイズ
3. 想定している断熱性能・遮音性能のレベル
4. 仕上げ(カラー・見付けの細さ・框の存在感など)のご希望
5. 概算でもよいので「この範囲にはおさめたい」というご予算帯
これだけでも、シューコーのどのシリーズが向いているか、型材の取り方でどれくらい無駄が出るか、国産高級サッシとの比較でどこが勝ちやすいか、といったことをこちらで判断できます。
8. 相川スリーエフがパートナーとしてできること
• シューコー正規システムに沿った製造
• 国内工場での安定生産(2026年以降さらに増設)
• 設計段階からの納まり・開口協議
• 積算資料の提供(簡易価格表・案件別見積り)
• マンション改修やRC高級住宅への横展開のご相談
「シューコーを使いたいけれど、価格が掴めないから社内で通せない」というお悩みは、こちら側で一緒に解消できます。日本の住宅・非住宅で欧州サッシを使うときに生じる、あの“わずかな段差・わずかな寸法差”も、建築会社である当社なら説明しやすくなります。
お問い合わせのお願い
シューコーサッシの価格は、“聞いた人だけが分かるブラックボックス”にするつもりはありません。むしろ、建築の側が合理的に選択できるように、製造原価に近い考え方で提示していきたいと考えています。
「この規模でいくらくらいか」
「国産ハイグレードサッシとの比較表がほしい」
「ディベロッパー向けの標準仕様に入れたいので概算を」
こうしたご要望がありましたら、図面の段階でも構いませんのでお気軽にお送りください。ボリュームプランのタイミングでご連絡をいただければ、無駄材の発生を抑え、工場側の段取りも合わせたうえで、最もリーズナブルなシューコーの姿をご提案いたします。
 
 
とはいえ、気になる価格。
引き違い窓は、90万円からと安価ではない。
もちろん建売住宅に使うような窓ではない。
 
例えば、巾が10メートル、高さが3メートルなど。それなのに断熱性能が最高峰。
300万円を超えて、シリーズによっては500万円を超える。
 
でも、単純に窓の価格と考えて欲しくない。
室内の空気感、静けさ、窓から見える景色。
それがずっと続く。そこに価値を感じていただきたいのです。
 
特別な窓は一部でよく、ほかの窓はレギュラー仕様をご用意します。
ラグジュアリーを演出します。
 
まずはプランから関わりを持たせてください。
 
シューコーパートナー相川スリーエフ

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